※この機能は、経費精算プランをご契約の方のみご利用可能です。
税区分とは、課税対象か否かを判別するための区分です。
ジョブカン経費精算では、内訳や未払金設定などと紐づけることで、仕訳データに自動で税区分を反映させ、また、税額を自動で出力できるようになります
経費精算機能を利用するにあたって、設定が必須の項目です。
設定したい税区分が複数ある場合に利用すると、一括で登録・編集ができるので便利です。
税区分の設定は、Admin、管理者、システム担当、経理担当の権限ユーザから設定できます。
目次
税区分をCSVファイルから一括で新規登録する
税区分の登録は、以下の二通りの方法で行うことができます。
- 管理画面から一件ずつ登録する
- CSVファイルから一括で登録する
このページでは、CSVファイルから一括登録する方法をご紹介します。
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」を選択し、一覧画面から「税区分」を選択します。
2. 「税区分一覧」画面上部の「CSVサンプル」をクリックすると、CSVのサンプルデータがダウンロードされます。
※一件も登録がされていない場合は、手順1で「税区分」を選択した直後に「税区分登録」画面が表示されます。
上部の「税区分一覧を表示」をクリックすると、税区分一覧画面を表示することが可能です。
3. 以下のようなサンプルデータがCSVデータとして出力されます。
サンプルデータに則り、登録したいデータを入力します。
入力規則は以下の表の通りです。
項目名 | 条件 | 概要 |
ID | - | IDとは、税区分登録時に自動的に付与される番号を指します。 税区分の新規登録を行う場合は、空欄のままアップロードを行います。 |
税区分コード | 必須 | 登録する税区分を識別するコードを入力します。 登録上限:半角255文字まで ※ご利用の会計ソフトに則ってご設定ください。 |
税区分名 | 必須 | 登録する税区分の名称を入力します。 登録上限:半角255文字まで |
税計算 | 必須 | 登録する税区分が仕訳データに反映された場合に税計算をするか否か、また税計算する場合の税率を選択します。 税計算しない場合は「0」と入力します。 標準税率を適用する場合は「1」と入力します。 こちらを選択すると、計上日が2019年10月1日以降の仕訳に税率10%が適用されます(2019年9月30日以前の場合は8%となります。) ※今まで「税計算する(内税)」で設定されていた税区分は、仕様変更に伴い自動的に「標準税率を適用する(内税)」に変更されます。 軽減税率を適用する場合は「2」と入力します。 こちらを選択すると、計上日にかかわらず税率8%が適用されます。 |
端数処理 | (必須) | 登録する税区分を「税計算する」とした場合に、税額に小数点以下の数字が発生した際の処理方法を入力します。 小数点以下を切り捨てる場合は「1」と入力します。 小数点以下を切り上げる場合は「2」と入力します。 小数点以下の数字が4以下は切り捨て、5以上は切り上げたい場合は「3」と入力します。 |
事業者区分 | (必須) |
登録する税計算により、事業者区分を選択します。 空欄の場合 ※注意点 |
4. CSVデータの入力後、税区分一覧画面で「CSVアップロード」をクリックします。ファイル選択画面が表示されますので、先程作成したファイルを選択します。
5. 「CSVアップロード」のダイアログが表示されます。
「ID」列が空欄の場合、新規登録を行います。
「OK」をクリックすることで、CSVファイルによる税区分の一括登録が完了します。
税区分をCSVファイルで一括編集する
税区分をCSVファイルで一括編集していただく方法は以下の通りです。
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」を選択し、一覧画面から「税区分」を選択します。
2. 「税区分一覧」画面上部の「CSVダウンロード」をクリックします。
3. 出力データの文字コードを選択し、「OK」をクリックします。
CSVデータのダウンロードが開始されます。
4. 既に登録されている税区分情報が、以下のようなCSVデータとして出力されます。
ダウンロードしたCSVデータを編集します。
入力規則は以下の表の通りです。
項目名 | 条件 | 概要 |
ID | 必須 | IDとは、税区分登録時に自動的に付与される番号を指します。 登録済みである税区分の上書き登録を行う場合は、登録されている税区分のCSVダウンロードを行った際に、付与されているIDが表示されますので、IDの削除・変更は行わず、アップロードを行います。 |
税区分コード | 必須 | 登録する税区分を識別するコードを入力します。 ※ご利用の会計ソフトに則ってご設定ください。 |
税区分名 | 必須 | 登録する税区分の名称を入力します。 |
税計算 | 必須 | 登録する税区分が仕訳データに反映された場合に税計算をするか否か、また税計算する場合の税率を選択します。 税計算しない場合は「0」と入力します。 標準税率を適用する場合は「1」と入力します。 こちらを選択すると、計上日が2019年10月1日以降の仕訳に税率10%が適用されます(2019年9月30日以前の場合は8%となります。) ※今まで「税計算する(内税)」で設定されていた税区分は、仕様変更に伴い自動的に「標準税率を適用する(内税)」に変更されます。 軽減税率を適用する場合は「2」と入力します。 こちらを選択すると、計上日にかかわらず税率8%が適用されます。 |
端数処理 | (必須) | 登録する税区分を「税計算する」とした場合に、税額に小数点以下の数字が発生した際の処理方法を入力します。 小数点以下を切り捨てる場合は「1」と入力します。 小数点以下を切り上げる場合は「2」と入力します。 小数点以下の数字が4以下は切り捨て、5以上は切り上げたい場合は「3」と入力します。 |
事業者区分 | (必須) |
登録する税計算により、事業者区分を選択します。 空欄の場合 ※注意点 |
5. CSVデータの入力後、税区分一覧画面で「CSVアップロード」をクリックします。ファイル選択画面が表示されますので、先程作成したファイルを選択します。
6. 「CSVアップロード」のダイアログが表示されます。
CSVファイル内の「ID」列に記載がある場合、同じIDの税区分に上書き(更新)を行います。
「ID」列が空欄の場合、新規登録を行います。
「OK」をクリックすることで、CSVファイルによる税区分の一括登録が完了します。
なお、「税区分」の数がCSVデータの編集前より減る場合、差分は削除されません。
不要な「税区分」につきましては、1件ずつ削除することが可能です。
「税区分」の削除につきましてはこちらをご参照ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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