※この機能は、経費精算プランをご契約の方のみご利用可能です。
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目次
Q. 仕訳データはどの情報を元に生成されますか?
A. 計上仕訳や支払仕訳がどの情報を元に生成されるかは、申請の状況により異なります。
仕訳データが生成される仕組みについて、以下の通りご案内します。
計上仕訳の仕組み
計上仕訳には、以下の仕訳が該当します。
計上仕訳は、各申請の最終承認完了後に「仕訳確定・出力する」画面内、「計上仕訳」のタブに生成されます。
それぞれ、どちらの情報を元に生成されるかをご案内します。
・経費精算申請(立替払い)時に生成される仕訳
「経費精算」フォームでの申請時、支払方法を「立替払い」として申請された際の仕訳です。
借方 | 貸方 |
申請の「内訳」に紐付く勘定科目等の設定 | 「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような申請の場合、
申請に紐付く内訳である「交通費」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブが以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
・経費精算申請(立替払い以外)時に生成される仕訳
「経費精算」フォームでの申請時、支払方法の項目で、デフォルトで登録されている「立替払い」以外が選択された際に生成される仕訳です。
借方 | 貸方 |
申請の「内訳」に紐付く勘定科目等の設定 | 選択した「支払方法」に紐付く勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような申請の場合、
申請に紐付く内訳である「交通費」が以下のような設定であり、
選択した「支払方法」である「法人カード」が以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
・支払依頼申請時に生成される仕訳
「支払依頼」フォームを利用して申請を行った場合に生成される仕訳です。
借方 | 貸方 |
申請の「内訳」に紐付く勘定科目等の設定 | 「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような申請の場合、
申請に紐付く内訳である「求人広告」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブが以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
・支払依頼申請時に生成される源泉徴収税の仕訳
「支払依頼」フォームでの申請時、「源泉徴収」の項目で「あり」を選択した場合に、経費の仕訳と共に生成される源泉徴収税の仕訳です。
借方 | 貸方 |
申請の「内訳」に紐付く勘定科目等の設定 | 「未払金等の勘定科目」内、「預り金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような申請の場合、
申請に紐付く内訳である「求人広告」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「預り金」のタブが以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
※源泉徴収税の計算の仕組みはこちらをご覧ください。
・仮払精算時に生成される仕訳
仮払の精算申請が完了した際に生成される仕訳です。
借方 | 貸方 | 備考 |
申請の「内訳」に紐付く勘定科目等の設定 | 「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 | 全てのケースで生成 |
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 | 「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
・仮払金>経費のとき、「未払金等の勘定科目」内、「未収金」タブ「仮払返金時の利用」項目を利用しないを選択している場合生成 |
「未払金等の勘定科目」内、「未収金」のタブで設定された勘定科目等の設定 | 「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 | ・仮払金>経費のとき、「未払金等の勘定科目」内、「未収金」タブ「仮払返金時の利用」項目を利用するを選択している場合生成 |
仮払金と精算金額が同額だった場合、以下のように仕訳が生成されます。
例えば、以下のような申請の場合、
申請に紐付く内訳である「会食費」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブが以下のような設定で、
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブが以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
精算金額より仮払金が多い場合、以下のように仕訳が生成されます。
「未払金等の勘定科目」内、「未収金」のタブ「仮払返金時の利用」項目で仮払の返金時の仕訳に未払金の代わりに未収金を利用するか否かで借方が変わります。
「未払金等の勘定科目」内、「未収金」のタブ「仮払返金時の利用」項目で仮払の返金時の仕訳に未払金の代わりに未収金を「利用する」を選択した場合の仕訳例を説明します。
例えば、以下のような事前申請を行い、
以下のような精算申請の場合、
申請に紐付く内訳である「消耗品費」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブが以下のような設定で、
「未払金等の勘定科目」内、「未収金」のタブ「仮払返金時の利用」項目で「利用する」を選択している場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
次に「未払金等の勘定科目」内、「未収金」のタブ「仮払返金時の利用」項目で仮払の返金時の仕訳に未払金の代わりに未収金を「利用しない」を選択した場合の仕訳例を説明します。
例えば、以下のような事前申請を行い、
以下のような精算申請の場合、
申請に紐付く内訳である「消耗品費」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブが以下のような設定で、
「未払金等の勘定科目」内、「未収金」のタブ「仮払返金時の利用」項目で「利用しない」を選択している場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
仮払金より精算金額が多い場合、以下のように仕訳が生成されます。
例えば、以下のような事前申請を行い、
以下のような精算申請の場合、
申請に紐付く内訳である「広告宣伝費」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブが以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
支払仕訳の仕組み
支払仕訳には、以下の仕訳が該当します。
それぞれ、どちらの情報を元に生成されるかをご案内します。
・支払確定時の仕訳
経費精算の申請時、「支払確定・出力する」画面に生成された「支払データ」を、「支払確定」した際の仕訳です。
借方 | 貸方 |
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
「支払確定」時に選択した「振込元」情報に設定された勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような支払データの場合、
「未払金等の勘定科目」内、「未払金」のタブが以下のような設定であり、
選択した「振込元」が以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
・仮払金支払確定時の仕訳
仮払の申請時、「仮払管理する」画面の「仮払金支払確定」タブに生成された「支払データ」を、「支払確定」した際の仕訳です。
借方 | 貸方 |
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような支払データの場合、
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブが以下のような設定であり、
選択した「振込元」が以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
・仮払差額返金確定時の仕訳
仮払精算の申請後、「仮払管理する」画面の「差額返金確定」タブに生成された「差額データ」を、「差額返金確定」した際の仕訳です。
借方 | 貸方 |
「仮払金支払確定」時に選択した「振込元」情報に設定された勘定科目等の設定 |
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブで設定された勘定科目等の設定 |
例えば、以下のような差額データの場合、
選択した「振込元」が以下のような設定であり、
「未払金等の勘定科目」内、「仮払金」のタブが以下のような設定である場合、
仕訳情報は以下のように生成されます。
仕訳情報の詳細は以下の通りです。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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