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Q. 条件によって経路を変更できますか?
A. はい。「経路分岐」の機能を利用することにより、フォーム内に入力された内容や、申請者のグループ・役職によって、経路を変更することが可能です。
経路分岐の設定を行うことにより、入力された内容や申請者の所属グループ・役職によって、申請時に利用する「経路」を自動的に変更することができて便利です。
フォーム設定画面内の「基本設定」の「経路」で設定できるのは1つの経路のみですが、「経路分岐設定」を利用することにより、一つのフォームに場合分けで複数の経路を設定することが可能になります。
経路・フォームの設定は、Admin、管理者、システム担当の権限ユーザから設定できます。
経路分岐の利用方法について、以下の通りご案内します。
申請時に入力・選択された内容で経路分岐させる
入力・選択された内容によって経路を変更させるための設定方法について、以下の例を用いてご説明いたします。
【例】
通常は「経理」へ直接申請するルートだが、「金額」の項目で、10,000円以上入力された場合は「課長承認」の経路に変更し、100,000円以上入力された場合には、「部長承認」の経路に変更する。
「経路分岐」の設定を行うためには、以下の2ステップの設定が必要です。
以下、各ステップごとに説明します。
①「経路」の設定を行う
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「基本情報設定」を選択し、一覧画面から「経路」を選択します。
2. 経路分岐に必要な経路をすべて登録します。
今回の場合、通常のルートである「経理承認」のルートの他に、「課長承認」のルートと「部長承認」のルートを登録します。
経路の設定方法の詳細はこちらをご覧ください。
②「経路分岐」の設定を行う
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「基本情報設定」を選択し、一覧画面から「フォーム」を選択します。
2. フォーム一覧画面で上部の「新しいフォームを登録」または編集したいフォームをクリックします。
※一件も登録がされていない場合は、手順1で「フォーム」を選択した直後に手順3の「フォーム登録」画面が表示されます。
3. フォームの「基本情報」を設定します。「経路」の項目に、通常利用する経路を設定します。
4. フォームの「項目設定」欄(経費精算フォーム、支払依頼フォームの場合は「フリー設定項目」)にて、分岐の条件にする項目を設定します。
今回の場合、入力された「金額」によって分岐させる設定のため、「数字入力」の項目を設定します。
フォームの設定方法の詳細はこちらをご覧ください。
分岐の条件に設定できる項目タイプは以下の4種類です。
「経費精算フォーム」「支払依頼フォーム」をご利用の場合は、フォーム設定項目以外に、「経費精算項目」「支払依頼項目」内の「金額」と「内訳」を条件にすることも可能です。
5. フォーム登録画面、「経路分岐設定」項目のをクリックします。
6. 条件設定項目が表示されますので、「優先度1 条件を設定してください」と表示されている部分をクリックします。
7. 「経路分岐設定」のダイアログが表示されます。入力・選択された内容で経路を変更したい場合、「項目×条件で分岐」を選択します。
8. 「項目名」と「経路」の項目を、条件に合わせて設定します。
「金額」の項目で、10,000円以上入力された場合は「課長承認」の経路に変更する場合、以下のように設定します。
9. ダイアログ内の「設定」をクリックすると、経路分岐の条件として反映されます。
10. さらに条件を追加したい場合、下部のをクリックすることで、設定条件を増やすことが可能です。
100,000円以上入力された場合には、「部長承認」の経路に変更する条件を追加します。
11. 右側の矢印をクリックしたまま動かすことで、優先度を入れ替えることができます。
12. 設定の完了後、「フォーム登録」画面の「保存する」または「更新する」をクリックすると、フォームが登録されます。
上記の設定を行うことで、申請者の入力内容により、自動的に経路を変更させることが可能です。
申請者が所属するグループ・役職で経路分岐させる
申請者のグループ・役職によって経路を変更させるための設定方法について、以下の例を用いてご説明いたします。
【例】
通常は「マネージャー→課長→部長」というルートだが、マネージャーであるユーザが申請する場合は「課長→部長」の経路に変更し、課長であるユーザが申請する場合は、「部長」承認の経路に変更する。
「経路分岐」の設定を行うためには、以下の2ステップの設定が必要です。
以下、各ステップごとに説明します。
①「経路」の設定を行う
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「基本情報設定」を選択し、一覧画面から「経路」を選択します。
2. 経路分岐に必要な経路をすべて登録します。
今回の場合、通常のルートである「マネージャー→課長→部長」のルートの他に、「課長→部長」のルートと「部長」のルートを登録します。
経路の設定方法の詳細はこちらをご覧ください。
②「経路分岐」の設定を行う
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「基本情報設定」を選択し、一覧画面から「フォーム」を選択します。
2. フォーム一覧画面で上部の「新しいフォーム登録」または編集したいフォームをクリックします。
※一件も登録がされていない場合は、手順1で「フォーム」を選択した直後に手順3の「フォーム登録」画面が表示されます。
3. フォームの「基本情報」を設定します。「経路」の項目に、通常利用する経路を設定します。
4. 項目設定等、その他のフォームの設定を行います。
フォームの設定方法の詳細はこちらをご覧ください。
5. フォーム登録画面、「経路分岐設定」項目のをクリックします。
6. 条件設定項目が表示されますので、「優先度1 条件を設定してください」と表示されている部分をクリックします。
7. 「経路分岐設定」のダイアログが表示されます。グループ・役職で経路を変更したい場合、「グループ×役職で分岐」を選択します。
8. 「適用するグループ」「適用する役職」「経路」の項目を、条件に合わせて設定します。
マネージャーであるユーザが申請する場合は「課長→部長」の経路に変更する場合、以下のように設定します。
9. ダイアログ内の「設定」をクリックすると、経路分岐の条件として反映されます。
10. さらに条件を追加したい場合、下部のをクリックすることで、設定条件を増やすことが可能です。
課長であるユーザが申請する場合、「部長」承認の経路に変更する条件を追加します。
11. 右側の矢印をクリックしたまま動かすことで、優先度を入れ替えることができます。
12. 設定の完了後、「フォーム登録」画面の「保存する」または「更新する」をクリックすると、フォームが登録されます。
上記の設定を行うことで、申請者のグループ・役職により、自動的に経路を変更させることが可能です。
申請者が所属するグループ・役職と申請時に入力・選択された内容で経路分岐させる
入力・選択された内容によって経路を変更させるための設定方法について、以下の例を用いてご説明いたします。
【例】
通常は「経理」へ直接申請するルートだが、一般社員が申請する際「金額」の項目で10,000円以上入力された場合は「課長→部長→経理」の経路に変更し、課長が申請する際「金額」の項目で50,000円以上入力された場合には、「部長→経理」の経路に変更する。
「経路分岐」の設定を行うためには、以下の2ステップの設定が必要です。
以下、各ステップごとに説明します。
①「経路」の設定を行う
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「基本情報設定」を選択し、一覧画面から「経路」を選択します。
2. 経路分岐に必要な経路をすべて登録します。
今回の場合、通常のルートである「経理承認」のルートの他に、「課長承認」のルートと「部長承認」のルートを登録します。
経路の設定方法の詳細はこちらをご覧ください。
②「経路分岐」の設定を行う
1. 左側のメニュー「管理者機能」内の「基本情報設定」を選択し、一覧画面から「フォーム」を選択します。
2. フォーム一覧画面で上部の「新しいフォーム登録」または編集したいフォームをクリックします。
※一件も登録がされていない場合は、手順1で「フォーム」を選択した直後に手順3の「フォーム登録」画面が表示されます。
3. フォームの「基本情報」を設定します。「経路」の項目に、通常利用する経路を設定します。
4. フォームの「項目設定」欄(経費精算フォーム、支払依頼フォームの場合は「フリー設定項目」)にて、分岐の条件にする項目を設定します。
今回の場合、入力された「金額」によって分岐させる設定のため、「数字入力」の項目を設定します。
フォームの設定方法の詳細はこちらをご覧ください。
分岐の条件に設定できる項目タイプは以下の4種類です。
「経費精算フォーム」「支払依頼フォーム」をご利用の場合は、フォーム設定項目以外に、「経費精算項目」「支払依頼項目」内の「金額」と「内訳」を条件にすることも可能です。
5. フォーム登録画面、「経路分岐設定」項目のをクリックします。
6. 条件設定項目が表示されますので、「優先度1 条件を設定してください」と表示されている部分をクリックします。
7. 「経路分岐設定」のダイアログが表示されます。グループ・役職及び入力・選択された内容で経路を変更したい場合、「グループ✕役職、項目✕条件で分岐」を選択します。
8. それぞれの項目を、条件に合わせて設定します。
一般社員以下の役職ランクのユーザが申請する際「金額」の項目で10,000円以上入力された場合は「課長→部長→経理」の経路に変更させる設定をします。
9. ダイアログ内の「設定」をクリックすると、経路分岐の条件として反映されます。
10. さらに条件を追加したい場合、下部のをクリックすることで、設定条件を増やすことが可能です。
課長が申請する際「金額」の項目で50,000円以上入力された場合には、「部長→経理」の経路に変更条件を追加します。
11. 右側の矢印をクリックしたまま動かすことで、優先度を入れ替えることができます。
12. 設定の完了後、「フォーム登録」画面の「保存する」または「更新する」をクリックすると、フォームが登録されます。
上記の設定を行うことで、申請者の役職・グループ及び入力内容により、自動的に経路を変更させることが可能です。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
複数経路、複数ルート、複数フロー、経路変更