ジョブカン経費精算/ワークフローにおける経路とは、会社における「承認フロー」を意味します。
様々な条件の経路を設定することができ、登録した経路をフォームに設定することで、設定した承認フローで申請されるようになります。
経路の設定は、Admin、管理者、システム担当の権限ユーザから設定できます。
目次
- Q. 承認ステップの階層に制限はありますか?
- Q. 承認ステップの名前を変えられますか?
- Q. 部署異動の際に、経路も編集する必要がありますか?
- Q. 複数人の承認者の中で、「全員承認」しないと進めないようにできますか?/「1人」だけ承認するれば進めるようできますか?
- Q. 申請者自身を承認者から外すことはできますか?
- Q. 条件によって承認経路を変えられますか?
- Q. グループの役職が空席の場合、経路の該当のステップはスキップできますか?
- Q. 部長が申請するときは「課長承認ステップ(下の役職のステップ)」はスキップできますか?
- Q. 承認者以外に申請書を確認してもらうことはできますか?
- Q. 代理で申請・承認をすることはできますか?
Q. 承認ステップの階層に制限はありますか?
A. いいえ。承認ステップの上限に制限はありません。
ステップ数は自由に追加でき、各申請フォームごとに設定できます。
Q. 承認ステップの名前を変えられますか?
A. はい。承認ステップの表示名を自由に変更できます。
役職名や承認段階等、わかりやすいステップ名を指定できます。
「課長承認」「経理確認」など、ご運用に合わせて自由に設定可能です。
Q. 部署異動の際に、経路も編集する必要がありますか?
A. いいえ。承認者は「所属グループ」や「役職」で指定することが可能ですので、異動の際に経路を編集する必要はありません。
部署異動の際は、「ユーザ」に紐付けた「グループ」や「役職」を変更するだけで、「経路」に設定を変更することなく、自動で承認者が切り替わりますので、組織変更の際の負担が少ないのも特徴です。
Q. 複数人の承認者の中で、「全員承認」しないと進めないようにできますか?/「1人」だけ承認するれば進めるようできますか?
A. はい。1つのステップに複数名の承認者を登録し、「全員が承認」「1人が承認」のどちらかを設定することが可能です。
AND承認・OR承認を選択できます。
- 複数の承認者全員の承認を必要とするAND承認(合議)
- 複数の承認者のうち誰か一人の承認を必要とするOR承認
どちらも設定することが可能です。
Q. 申請者自身を承認者から外すことはできますか?
A.はい。申請者を承認者として表示させないように設定することができます。
経路含まれる承認者の中に申請者がいる場合、そのユーザを承認者から除くことが可能です。
詳しい設定方法はこちらをご覧ください。
Q. 条件によって承認経路を変えられますか?
A. はい。内訳や入力金額、申請項目や申請者の所属グループ、役職によって自動で経路を変更させることが可能です。
例えば申請金額が10万円を超えた場合には、部長承認が必須になるように設定することができます。
分岐条件は3つのパターンから選択が可能です。
①内訳や金額、選択項目で分岐
②申請者の所属グループや役職で分岐
③申請者の所属グループや役職及び申請条件に分岐
詳しい設定方法はこちらをご覧ください。
Q. グループの役職が空席の場合、経路の該当のステップはスキップできますか?
A. はい。ステップに該当する承認者がいない場合は、承認ステップをスキップさせることが可能です。
例えば通常は「ステップ1:サブマネージャー→ステップ2:マネージャー」と設定されている経路を、「サブマネージャー不在のグループ」に所属するユーザが申請した場合、「ステップ1:サブマネージャー」のステップを自動で省略できる設定にすることが可能です。
設定方法はこちらをご覧ください。
Q. 部長が申請するときは「課長承認ステップ(下の役職のステップ)」はスキップできますか?
A. はい。申請者の役職ランクが承認者の条件となる役職ランクよりも高い場合は、その承認ステップを自動でスキップすることができます。
申請者が「一般社員」の場合は「ステップ1:サブマネージャー→ステップ2:マネージャー→ステップ3:グループリーダー」の順で承認が進みますが、「マネージャー」であるユーザが申請した場合は、ステップ1は省略され、「ステップ2:マネージャー→ステップ3:グループリーダー」の承認のみが必要となります。
設定方法はこちらをご覧ください。
Q. 承認者以外に申請書を確認してもらうことはできますか?
A. はい。「閲覧」「共有」「参照」の機能を利用することで、承認者以外に申請を確認させることが可能です。
申請内容を確認することができるのは、該当の申請の申請者自身や、承認者として設定されているユーザ、Admin・管理者・申請管理者の権限を持つユーザのみです。
その他のユーザに、申請を確認する権限を与えたいという場合、以下の機能がございます。
閲覧機能
承認は行わないが「特定の経路を通って承認される申請書や、特定の申請書の内容を確認することができる」ユーザを設定できます。
「閲覧可能者」に設定されたユーザは、承認者でなくても該当の申請書の内容を閲覧できます。
閲覧済みのフラグを付けることも可能です。
設定方法はこちらをご覧ください。
共有機能
自身が行った申請や自身が承認者に設定されている申請、自身に共有された申請を、さらに他のユーザに共有することが可能です。
申請を共有する方法はこちらをご覧ください。
参照機能
承認は行わないが「特定のフォームで申請された申請書の内容を参照できる」ユーザを設定できます。
参照機能を利用することで、承認者でなくても、該当の申請書の内容を参照できます。
設定方法はこちらをご覧ください。
Q. 代理で申請・承認をすることはできますか?
A. はい。ユーザに「代理申請者」「代理承認者」の設定をすることが可能です。
「代理申請者」「代理承認者」を設定すると、申請者・承認者が不在の際に、代理者が申請や承認を行うことができるようになります。
代理者は期間を決めて指定することも可能です。
代理申請者の設定方法についてはこちらを、代理承認者の設定方法についてはこちらをご覧ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
承認フロー、承認順序